iPhone・Android・PCでXのプロフィールはどう違うか

2026年8月 実機計測

先に結論

アイコン・ヘッダー作成ツールを開く ここに書いた3環境の違いを、PC・Android・iPhoneを切り替えながら同じ画像で見比べられます。会員登録なし・画像はブラウザ内だけで処理します。

環境は3つあり、それぞれ別のルールで動いています

Xに画像を設定すると、Xは同じ1枚の画像をすべての環境に配ります。 環境ごとに別の画像が用意されるわけではありません。 にもかかわらず見え方が違うのは、受け取った側の表示のしかたが違うためです。

つまり「どの環境に合わせるか」を選ぶことはできません。 1枚ですべてに耐える必要があります。そのために、どこがどう違うのかを知っておく必要があります。

ちがい① 表示領域の比率(iPhoneだけ切れる)

環境ヘッダー表示領域左右の切れ
PC Web3:1なし
Androidアプリ3:1なし
iPhoneアプリ2.5:1片側 8.33%(125px)

ヘッダーの推奨サイズ 1500×500 は 3:1 です。 PCとAndroidの表示領域も 3:1 なので、そのまま収まります。

iPhoneだけが 2.5:1 で、3:1より縦長です。 そこに3:1の画像を高さいっぱいに合わせるので、幅が余ってはみ出し、左右が切り落とされます。 計算と実測の詳細は Xのヘッダー画像サイズと、機種で切れる範囲にあります。

これは不具合ではありません。 縦長の領域に横長の画像を入れるとき、余白を作るかはみ出させるかの二択で、 Xははみ出させるほうを選んでいるというだけです。 仕様なので、こちらが避けるしかありません。

ちがい② アイコンの重なり方(PCだけ深く食い込む)

ヘッダーの左下にはアイコンが重なります。重なる深さが環境によって違います。

環境アイコンの直径中心の位置ヘッダーが隠れる範囲
PC Web134pxヘッダー下端の 2.2px 上x 50〜385 / y 327〜500
Androidアプリ79.2dp下端の 28.2dp x 46〜335 / y 458〜500
iPhoneアプリ80pt下端の 27.5pt x 154〜422 / y 458〜500

PCだけ、アイコンの中心がヘッダーの内側にあります。 そのため縦方向で 173px ぶんが覆われます。 スマホの2つはヘッダーの下にはみ出す形で置かれるので、隠れるのは下端の 42px だけです。

4倍の差があります。 スマホで確認して「アイコンはあまり邪魔にならない」と判断すると、PCで大きく隠れます。 左下を基準に考えるときは、いちばん覆いが深いPCに合わせてください。

ちがい③ ボタンの数(iPhoneだけ条件で変わる)

スマホのアプリでは、ヘッダーの上に戻る・検索などの丸いボタンが乗ります。 PCには乗りません。

環境誰のプロフィールか一般アカウントプレミアム
iPhone自分1つ2つ
他人2つ3つ
Android自分3つ3つ
他人3つ3つ

iPhoneは1つから3つまで変わり、Androidは何をしても3つです。 4通りとも実機で確認しました。

ここで注意が要るのは、自分で自分のプロフィールを見たときが、いちばんボタンが少ないという点です。 iPhoneの一般アカウントなら1つしか出ません。 自分の画面で確認して「ボタンは1つだから大丈夫」と判断すると、他人からは3つ見えていることがあります。

位置と座標の内訳は Xのヘッダーに重なるボタンの位置と数にまとめています。

ちがい④ 位置を決める基準が、そもそも違う

ここがこのページでいちばん伝えたい部分です。 アイコンとボタンでは、位置を決めている基準が違います。

部品何を基準に置かれるか機種による変化
アイコンヘッダーの下端変わらない
ボタン画面上部のセーフエリア世代で変わる

アイコンはヘッダーの下端からの距離で置かれます。 ヘッダーの下端は画像の中の位置なので、どの機種でも同じところに来ます。

ボタンは違います。画面上部のセーフエリア——ノッチやDynamic Islandを避けるための余白——を基準に置かれます。 このセーフエリアの高さが機種の世代で違うので、その分だけボタンがずれます。

iPhoneの世代セーフエリア上端ボタン中心規則
ノッチ世代50pt78ptどちらも上端 + 28pt
Dynamic Island世代59pt87pt

規則そのものは同じで、基準の位置が 9pt ずれているだけです。

この違いを知っていると、どこが機種依存で、どこが安定なのかを予測できます。 ヘッダーの下端を基準にしたものは安定し、画面の上端を基準にしたものは機種でずれる。 「上のほうほど当てにならない」と覚えておくと実用的です。

単位が違う点にも注意してください

表の中に px・pt・dp が混ざっています。これは環境ごとに使う単位が違うためで、書き間違いではありません。

単位使う環境実際の画素数に直すと
pxPC Webそのまま
ptiPhone3倍の端末なら 80pt = 240px
dpAndroid1080px幅の端末なら 79.2dp ≒ 208px

pt と dp は画面の細かさが違っても同じ大きさに見えるようにするための単位です。 iPhoneのアイコンが 80pt というのは、画素数でいえば機種によって 160px だったり 240px だったりします。 それでも見た目の大きさは同じです。

このサイトが 80pt や 79.2dp のまま書いているのは、そのほうが機種をまたいで通用するためです。 画素数で書くと、その機種でしか使えない数字になります。

結局どうすればいいか

3環境それぞれに合わせることはできないので、すべての制約を重ねて、残った場所を使います。

範囲の求め方は Xのヘッダー画像サイズと、機種で切れる範囲に、 アイコン側の制約は Xのアイコン画像サイズと、円形で切れる範囲にあります。 サイズだけ先に知りたい場合はXの画像サイズ早見表をご覧ください。

この数値について

ここに書いた数値は2026年8月に、iPhone・Android・PCの実機とブラウザから直接計測したものです。 スクリーンショットの画素を、こちらで用意した元画像の画素と突き合わせる方法で測っています。推測や、他サイトからの引き写しは含みません。

Xのアプリは更新で表示が変わることがあります。 実際に調査中も、バージョンや機種によって値が違う場面がありました。参考値としてお使いください。

手元にある機種には限りがあります。 お使いの機種で違っていたら、計測へのご協力からスクリーンショットを送ってください。実測して反映します。

ツールで3環境を見比べる

同じ画像に対して、PC・Android・iPhoneの見え方を切り替えながら確認できます。切れる範囲と重なる位置をガイドで重ねて表示します。

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